Z9/準備をする
準備をする[編集]
Nikon Z9 リファレンスマニュアル Ver.5.20 p.70〜83 に基づいたWikiページです。
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== ストラップを取り付ける ==(p.70)
付属または別売ストラップを、カメラ左右のストラップ取り付け部(吊り金具)に通して取り付けます。詳しい取り付け手順はマニュアル p.70 のイラストを参照してください。
== バッテリーを充電する ==(p.71)
付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL18d は、使用前にフル充電してください。
ポイント: 使用前に必ず「安全上のご注意」(p.26)および「カメラとバッテリーの使用上のご注意」(p.921)をお読みください。→ Z9/使用上のご注意
=== チャージャーを使用して充電する ===(p.71)
バッテリーチャージャー MH-33 を使用する方法です。
- バッテリーチャージャー MH-33 に本体充電 AC アダプター EH-7P を接続する
- 家庭用コンセントに AC アダプターを差し込む
- バッテリーの端子部をチャージャーのガイドラインに合わせ、カチッと音がするまでスライドさせて装着する
- 充電中はランプが点滅し、完了すると点灯する(点滅開始まで約 10 秒かかる場合あり)
- フル充電まで約 4 時間(残量なしの場合)
充電状態の表示ランプ[編集]
| 充電状況 | 50% ランプ | 80% ランプ | 100% ランプ |
|---|---|---|---|
| 50% 未満 | 点滅 | 消灯 | 消灯 |
| 50〜80% 未満 | 点灯 | 点滅 | 消灯 |
| 80〜100% 未満 | 点灯 | 点灯 | 点滅 |
| 100%(充電完了) | 点灯 | 点灯 | 点灯 |
ポイント: EN-EL18d は旧チャージャー MH-26a / MH-26 には対応していません。必ず MH-33 を使用してください。
ポイント(表示ランプが速く点滅する場合): 1 秒間に 8 回点滅する場合の原因と対処法:
- バッテリーのセットミス → 電源プラグを抜いてバッテリーを入れ直す
- 指定温度外(使用可能範囲:0℃〜40℃)→ 温度範囲内に移動する
- 上記で改善しない場合は直ちに充電を中止し、販売店またはニコンサービス機関へ
ヒント: USB Type-C 端子を備えた市販の USB PD 規格準拠 AC アダプター(45W/20V/2.25A 以上)を MH-33 に接続して充電することもできます。ケーブルは両端 Type-C のものを使用。ただし全ての機器での動作保証はありません。
=== 本体充電 AC アダプターを使用して充電する ===(p.73)
付属の 本体充電 AC アダプター EH-7P を使用すると、バッテリーをカメラに入れたまま充電できます。
- カメラの電源を OFF にする
- EH-7P をカメラの USB 端子に接続する(プラグはまっすぐ差し込む)
- 家庭用コンセントに接続する
- 充電中はカメラの チャージ LED がオレンジ色で点灯、完了すると消灯する
- フル充電まで約 3 時間 40 分(残量なしの場合)
- 充電完了後は AC アダプターをコンセントから外し、カメラからケーブルを外す
ポイント: EN-EL18a / EN-EL18 は本体充電 AC アダプターで充電できません。これらのバッテリーにはチャージャー MH-26a を使用してください。
ポイント: チャージ LED が 30 秒間素早く点滅して消灯した場合、充電できていない可能性があります。以下の場合が原因です:
- 本体充電非対応のバッテリーを使用している
- カメラが高温になっている
- セットアップメニュー「電池チェック」>「劣化度」で「4」(l)が表示されたバッテリーは充電不可
ヒント: USB 給電について — セットアップメニュー「USB 給電」が ON の場合、カメラの電源を ON にすると給電が行われます(給電中はバッテリーの充電は行われません)。詳細は p.800 参照。
ヒント: 市販の USB PD 規格準拠 AC アダプター(45W 以上)を使用してカメラに直接接続して充電することもできます。ケーブルは両端 Type-C のものを使用。
ヒント: 別売の USB ケーブル UC-E25 を使用してパソコンと接続しても充電・給電できます(付属の USB ケーブルでは不可)。ただしパソコンの機種・仕様によっては充電・給電できない場合があります。
== バッテリーを入れる ==(p.75)
必ずカメラの電源を OFF にしてから行ってください。
- バッテリー室カバー BL-7 を取り外す
- バッテリー着脱ノブを引き起こして A 方向に回し(q)、バッテリー室カバーを取り外す(w)
- バッテリーを図示の向きで奥までしっかりと入れる
- バッテリー室カバーをバッテリーに取り付ける
- 矢印(H)が完全に見える位置まで取り外しノブが戻ったら取り付け完了
- バッテリー着脱ノブを回してから凹みに倒してロックする
ポイント: バッテリー着脱ノブがしっかりロックされていることを必ず確認してください。操作中にバッテリーが外れる原因になります。
ポイント: バッテリー室カバーは BL-7 専用です。他のカバーは使用できません。
=== バッテリーを取り出すには ===(p.76)
- 電源を OFF にする
- バッテリー着脱ノブを引き起こして A 方向に回し、バッテリーを引き出す
=== バッテリー残量について ===(p.77)
電源を ON にすると、撮影画面または表示パネルでバッテリー残量を確認できます。
| 表示 | 状態 |
|---|---|
| L(5段階最大) | 満充電 |
| K | 残量多い |
| J | 残量中程度 |
| I | 残量少ない |
| H(点滅) | 残量わずか → 予備バッテリーを準備するか充電する |
「撮影できません。バッテリーを交換してください。」と表示された場合は交換または充電が必要です。
ポイント(半押しタイマーについて): 約 30 秒操作がないと半押しタイマーがオフになり、モニター・ファインダー・表示パネルが消灯します(消灯直前に暗くなります)。シャッターボタンを半押しすると復帰します。タイマー時間はカスタムメニュー c3「パワーオフ時間」>「半押しタイマー」で変更できます。
== メモリーカードを入れる ==(p.78)
このカメラは スロット 1・スロット 2 の 2 枚同時使用に対応しています。使用できるカードは CFexpress カード(Type B)および XQD カードです。
必ずカメラの電源を OFF にしてから行ってください。
- メモリーカードカバーロックを解除してカバーを開ける
- メモリーカードを正しい向きでカチッと音がするまでまっすぐ挿入する
- カバーを閉じる
ヒント(記録可能コマ数): 撮影画面または表示パネルで確認できます。1000 コマ以上の場合は「8.0k」のように「k」付きで表示されます。メモリーカードが入っていない場合は「–E–」が表示されます。
=== メモリーカードを取り出すには ===(p.79)
- メモリーカードアクセスランプの消灯を確認する(点灯中はデータ書き込み中 → 取り出し不可)
- 電源を OFF にする
- カバーを開け、カードを奥に押し込んで放すと押し出されるので手で引き抜く
ポイント: メモリーカードが高温になっている場合があります。撮影画面に高温注意表示(X)が出ているときは、温度が下がって表示が消えるまで取り出さないでください。やけど・落下破損の原因になります。カメラ本体やバッテリーも高温になっている場合があります。
ヒント(再生時のスロット確認): 再生画面で画像の左下に表示されるメモリーカードマークで、どちらのスロットに入っているか確認できます。
== レンズを取り付ける ==(p.80)
このカメラは Z マウント レンズを使用します。
必ずカメラの電源を OFF にしてから行ってください。ほこりがカメラ内部に入らないように注意してください。
- カメラのボディーキャップを取り外す(q、w)
- レンズのリアキャップを取り外す(e、r)
- カメラの指標とレンズの指標を合わせる
- 撮像素子・レンズ信号接点に指などが触れないよう注意
- レンズをカチッと音がするまで矢印の方向に回して固定する(u)
- 撮影前にレンズキャップを取り外す
ポイント: F マウントレンズを使用する場合は、必ず別売の マウントアダプター FTZ II / FTZ をカメラに装着してから取り付けてください(p.904)。F マウントレンズを直接カメラに取り付けると撮像素子・レンズが破損する恐れがあります。
=== レンズを取り外すには ===(p.81)
- カメラの電源を OFF にする
- カメラ前面の レンズ取り外しボタン を押しながら(q)、レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し(w)、引き抜く
- レンズを取り外した後はボディーキャップとレンズのリアキャップをそれぞれ取り付ける
ヒント: 沈胴式レンズを使用する場合は、ズームリングを矢印の方向にカチッと音がするまで回してレンズを繰り出してから撮影してください。
== 日付と時刻を設定する ==(p.82)
正しい日時を画像に記録するために、初回使用時に設定します。
- G ボタンを押してセットアップメニューを開く
- 「タイムゾーンと日時」を選んでマルチセレクターの 2 を押す
- タイムゾーンを設定する
- 「タイムゾーン」を選び、現在地のタイムゾーン(都市名・UTC との時差)を選んで J ボタンを押す
- 夏時間を設定する
- 「夏時間の設定」を選び、夏時間を実施している場合は ON(時刻が 1 時間進む)、していない場合は OFF に設定
- 日付と時刻を合わせる
- 「日時の設定」を選び、マルチセレクターで現在の日時に合わせて J ボタンを押す
- 日付の表示順を選ぶ
- 「日付の表示順」を選び、年・月・日の表示順を選んで J ボタンを押す
- シャッターボタンを半押しして撮影できる状態に戻る
ポイント(t マークについて): 撮影画面で t が点滅している場合、内蔵時計が初期化されています。正しい日時が記録されないため、速やかにセットアップメニュー「タイムゾーンと日時」>「日時の設定」で設定してください。
ポイント(時計用電池について): 内蔵時計はバッテリーとは別の時計用電池で動作します。カメラにバッテリーを入れると時計用電池が充電されます(フル充電まで約 2 日間)。フル充電後は約 1 カ月間時計を動かせます。